【広島版】小中高生に人気の職業は? 夢に近づく地元大学の学部選び Vol.2
2026/09/02
「ゲームを作る人になりたい!」
「将来は絵を描く仕事がしたいな」
お子様が目を輝かせて語る将来の夢を聞いて、頼もしさを感じる一方で、「それは本当に仕事になるの?」「今の勉強はどうするの?」と、少しばかり戸惑いを感じられたことはありませんか。
時代とともに職業の選択肢は大きく広がり、かつては一部の才能ある人だけのものと思われていたクリエイティブな仕事が、今の子どもたちにとっては非常に身近で人気のある目標となっています。保護者の方にとって馴染みの薄い分野だからこそ、どのようにアドバイスをすれば良いのか悩んでしまうのは当然のことです。
大切なのは、お子様の「好き」という純粋なエネルギーを否定せず、その情熱を日々の学習や将来の進路へと上手く繋げてあげることです。
この記事では、小中高生から注目を集める「クリエイティブ・探究」分野の職業を3つ取り上げ、それぞれの職業に就くための道筋と、広島県内の大学における学部選びのポイントを解説します。お子様が目標に向かって前向きに机に向かえるよう、ご家庭でできるサポートのヒントとしてぜひお役立てください。
目次
子どもたちの「将来の夢」と親の心構え
文部科学省の「新しい時代の教育に向けた総合的な方策」等の議論でも、子どもたちが自らの興味・関心に基づき「探究する力」が、これからの社会で最も重要視されるとされています。
つまり、お子様がゲームやイラスト、特定の研究テーマなどに強く惹かれることは、未来を生き抜くための大きなエネルギーの種なのです。
しかし、それが「職業」となるとなかなかイメージが湧かず、「うちの子の学力で目指せるのかしら」「夢ばかり見て現実の勉強がおろそかにならないか」と心配になるのは、お子様の将来を真剣に案じているからこその自然な愛情です。
本記事ではこれから、注目を集める3つの職業と地元・広島県内での具体的な進路選びをご紹介していきます。
なお、ここで挙げる大学や学部は、数ある進学先の「ほんの一例」です。 県外の大学や私立大学、専門学校など、お子様の可能性を広げる学びの場は他にも無数に存在するということを踏まえ、ぜひご家庭で将来を話し合う際のヒントとしてご覧ください。
「好き」を形にする
「ゲームクリエイター・プランナー」
ゲームの世界観を作り上げるプランナーや、それを実際に動かすプログラマーなど、ゲーム開発に関わる仕事は子どもたちの憧れの的です。
■ 職業への道筋と求められる学び
専門学校で実践的な技術を学ぶ道もありますが、大学の「情報系」や「メディアデザイン系」の学部で学ぶことで、より高度な開発力や企画力を身につけることができます。プログラミングの基礎となる数学的思考力はもちろんのこと、魅力的なストーリーや世界観を構築するためには、国語力や歴史、文化への幅広い知識が実は大きな武器となります。
■ 広島県内の大学における学部選びの例
広島市立大学(情報科学部):
情報工学の基礎から、CG(コンピュータグラフィックス)や画像処理など、ゲーム開発に直結する高度な技術を学べます。
広島工業大学(情報学部):
映像や音響、Webデザインなど、デジタルコンテンツ制作の実践的なスキルを磨く環境が整っています。
感性と技術で魅了する
「イラストレーター・デザイナー」
タブレットやデジタルツールの普及により、絵を描くことがより身近になったことで、イラストレーターやデザイナーを志すお子様が増えています。
■ 職業への道筋と求められる学び
美大や芸大へ進学するのが王道ですが、近年は総合大学の芸術系学部で学ぶ選択肢も人気です。この分野では、デッサンなどの基礎的な描写力に加え、世の中のトレンドを読み取る力や、クライアントの要望を正確に汲み取るコミュニケーション力が欠かせません。
■ 広島県内の大学における学部選びの例
広島市立大学(芸術学部):
デザイン工芸学科などにおいて、視覚造形やメディアデザインといった現代のクリエイティブ産業で活躍できる力を養います。
尾道市立大学(芸術文化学部):
豊かな自然と文化に囲まれた環境で、デザインや造形の基礎から専門的な表現までを深く学ぶことができます。
未知を解き明かす
「研究者・開発者(理学・工学・農学など)」
宇宙の謎、新しいエネルギー、AIの進化、あるいは新しい食品の開発など、「なぜ?」「どうして?」という探究心を仕事にする研究者や開発者も根強い人気を誇ります。
■ 職業への道筋と求められる学び
大学の理学部、工学部、農学部などに進学し、多くは大学院まで進んで専門性を深めます。高校までの理数系科目(物理・化学・生物など)の深い理解はもちろん、世界中の論文を読み、自身の研究を発表するための「英語力」が極めて重要になります。
■ 広島県内の大学における学部選びの例
広島大学(理学部・工学部・生物生産学部など):
国立の総合大学としてあらゆる分野で最先端の研究環境が整っており、研究者を目指す上で非常に恵まれた環境です。
県立広島大学(生物資源科学部):
庄原キャンパスで、バイオテクノロジーや食品科学など、生命と環境に関わる実践的な研究・開発を学ぶことができます。
夢をプレッシャーにしないために、
ご家庭で大切にしたいこと
「ゲームを作りたいなら、もっと数学をやらないとダメでしょ!」
お子様の夢を応援したいからこそ、ついそんなふうに力が入ってしまうこともあるかもしれません。
文部科学省の調査などでも、「自分がやりたいこと」と「日々の学習」の繋がりを実感できている子どもは、学習へのモチベーションを自ら維持しやすいことが分かっています。
結果だけを見て焦るのではなく、「今勉強しているこの歴史の知識が、将来ゲームのストーリー作りに役立つかもしれないね」と、日常の学びと将来の夢を優しく結びつけてあげる声かけが効果的です。
目指す目標が見えないときや、目の前のテストで思うような結果が出ないとき、お子様自身が一番不安を感じています。
そんなときこそ、「あなたなら一歩ずつ進めるよ」と信じて優しく見守る安心感が、お子様が前を向いて机に向かうエネルギーになります。
終わりに
子どもたちが抱く「将来の夢」は、日々の学習へのモチベーションを生み出す大切な原動力です。
今回ご紹介したように、クリエイティブな分野や研究職に就くための道筋は広島県内にも用意されています。
夢を叶えるためのルートは決して一つではありません。
途中で志望が変わったとしても、好きなことに夢中になって身につけた探究心や、目標に向かってコツコツと積み重ねた基礎学力は、お子様の一生を支える確かな財産になります。
お子様が自分の可能性を信じて、一歩一歩着実に進んでいけるよう、ご家庭で温かく見守りながら応援してあげてください。
「子どもの夢を応援したいけれど、今の学習習慣や学力で目指せるのか不安……」
「苦手科目のつまずきを克服して、志望校への選択肢を広げてあげたい」
そのようにお悩みの際は、ご家庭だけで抱え込まず、ぜひ専門のサポートをご活用ください。
当塾の1対1、または1対2のオンライン個別指導では、お子様の学習状況や目標に合わせた指導が可能です。
オンラインでありながら、画面越しにお子様の些細な表情の変化や声のトーンまで丁寧に汲み取るため、分からない箇所をそのままにすることはありません。
通塾の手間がないため、部活動や趣味の時間、日々の学校生活と両立しながら、無理のないペースで確かな学習習慣を身につけることができます。
私たち講師がしっかりと伴走し、お子様が自らの力で問題を解き明かす喜びを知るお手伝いをいたします。
まずはお子様の現在の学習状況や将来の目標について、お気軽に無料相談・体験授業でお聞かせください。

