【広島版】小中高生に人気の職業は? 夢に近づく地元大学の学部選び Vol.4
2026/09/07
「世界を舞台に飛行機に関わる仕事がしたい!」
「大好きな動物を助けるお医者さんになりたい」
「困っている人を助ける弁護士さんってかっこいいな」
お子様がそんな憧れを口にしたとき、その真っ直ぐな瞳に頼もしさを感じる一方で、「とても難関そうだけれど、今のうちから何を準備すればいいの?」「広島から目指すにはどんな進路があるのかしら」と、少しばかり戸惑いや責任を感じられたことはありませんか。
グローバル化や専門性の高度化が進む現代において、高度な専門職や世界と繋がる仕事は、今の子どもたちにとって非常に魅力的で前向きな目標となっています。
しかし、専門性が高い分野だからこそ、ご家庭でどのような言葉をかけ、どう導いてあげればよいか迷ってしまうのは当然のことです。
大切なのは、お子様の「憧れ」という純粋なエネルギーを受け止め、その想いを日々の学習や将来の確かな進路へと上手く結びつけてあげることです。
この記事では、小中高生から根強く支持される「グローバル・動物・法律」分野の職業を取り上げ、それぞれの職業に就くための道筋と、進学先のポイントを詳しく解説します。お子様が自信を持って机に向かえるよう、ご家庭でできる温かいサポートのヒントとしてぜひお役立てください。
目次
子どもたちの「将来の夢」と親の心構え
文部科学省が推進する「生きる力」を育む教育方針においても、子ども自身が「社会の中でどう役に立ちたいか」という高い志を持つことこそが、日々の主体的な学習意欲を引き出す最大の土台であると位置づけられています。
難関と言われる資格や憧れの職業に興味を持つことは、それだけでお子様が大きく成長するための素晴らしい才能の芽なのです。
しかし、目指す世界が本格的であるほど、「うちの子の今の学力で本当に目指せるのかしら」「夢が大きすぎて挫折してしまわないか」と心配になるのは、お子様の将来を真剣に想うからこその自然な愛情です。
本記事では注目を集める3つの職業分野と、具体的な進路選びをご紹介していきます。
なお、ここで挙げる大学や学部は、数ある進学先の「ほんの一例」です。
お子様の可能性を広げる学びの場は無数に存在するということを踏まえ、ぜひご家庭で将来を話し合う際のヒントとしてご覧ください。
世界の架け橋となる
「航空職(パイロット・客室乗務員)」
大空を舞台に世界中を飛び回るパイロットや客室乗務員、空港を支えるグランドスタッフは、男女問わず時代を超えて憧れの的であり続けています。
■ 職業への道筋と求められる学び
パイロットになるには、航空大学校への進学や大学の操縦系コース、または航空会社の自社養成試験に合格するルートがあります。客室乗務員や国際空港スタッフを目指す場合は、大学で国際関係や語学、観光ビジネスを学ぶのが一般的です。
高校までの学習では、世界共通言語である「英語力」の基礎はもちろんのこと、気象や計器の仕組みを理解するための理数系科目(物理・数学)、そして何より多様な文化背景を持つ人々と信頼を築くための「対話力」が大切になります。
■ 広島県内の大学における学部選びの例
広島大学(総合科学部 国際共創学科など):
多彩な国籍の学生とともに、グローバルな課題を英語中心のカリキュラムで探究し、国際社会で通用する視野を培うことができます。
安田女子大学(現代ビジネス学部 国際観光ビジネス学科):
充実した留学プログラムや手厚いエアライン対策講座が設けられており、航空業界への高い就職実績を誇ります。
広島市立大学(国際学部):
実践的な語学力と異文化への深い理解を身につけた卒業生が航空・観光の現場で活躍しています。
言葉なき命に寄り添う
「獣医師・動物のスペシャリスト」
動物の健康と命を守る獣医師や、近年国家資格化された「愛玩動物看護師」は、動物を心から愛する子どもたちの強い憧れです。
■ 職業への道筋と求められる学び(※広島県から目指す場合の注意点)
獣医師になるには、大学の獣医学課程(6年制)を卒業し、獣医師国家試験に合格することが必須です。ここで保護者の方に知っておいていただきたい重要なポイントは、「現在、広島県内の大学には獣医師免許を取得できる『獣医学部(獣医学科)』がない」ということです。
そのため、獣医師を本気で目指す場合は、山口大学、鳥取大学、岡山理科大学といった近隣県の獣医学部や、全国の大学を視野に入れた進路設計が必要になります。
命の神秘や薬の作用を学ぶため、高校までの理科(特に生物・化学)の深い理解と、投薬量の正確な計算に用いる数学の基礎力が極めて大切です。
■ 動物に関わるその他の進路(広島県内の例)
獣医師以外の動物・生物に関わる研究や専門職を目指す場合は、県内にも魅力的な進学先があります。
県立広島大学(生物資源科学部):
庄原キャンパスにおいて、動物資源の活用や生態系の保全について深く探究できます。
広島大学(生物生産学部):
動物の生命現象や飼育管理、動物行動学などの高度な研究が行われています。
暮らしと正義を守る
「法律家(弁護士・司法書士など)」
社会のルールを守り、理不尽なトラブルに巻き込まれた人を救う「弁護士」などの法律家は、正義感と探究心にあふれた子どもたちから高い尊敬を集める職業です。
■ 職業への道筋と求められる学び
弁護士や裁判官になるには、大学の法学部などを卒業後に法科大学院へ進むか、司法試験予備試験に合格した上で、難関の司法試験を突破する必要があります。
高校までの学習では、膨大な法律の条文や判例を正確に読み解くための「国語力(論理的読解力)」がすべての基本となります。さらに、社会の仕組みや歴史的背景を理解するための「公民・歴史」の知識、複雑な事象を筋道立てて整理する論理的思考力が強く求められます。
■ 広島県内の大学における学部選びの例
広島大学(法学部・法科大学院):
中四国地方の法学教育の拠点であり、学部から直結する大学院を擁しています。司法試験合格を目指すための高度なカリキュラムが用意されています。
広島修道大学(法学部 法律学科):
法律の基礎理論から実務に役立つ応用までを丁寧に指導し、司法書士や行政書士といった法律系国家資格の取得支援も非常に充実しています。
夢をプレッシャーにしないために、
ご家庭で大切にしたいこと
「獣医さんになりたいなら、もっと理科と数学ができないと無理だよ!」
難関な目標であればあるほど、お子様の将来を心配するあまり、お母様はつい、そんなふうに厳しい言葉をかけてしまうこともあるかもしれません。
文部科学省の意識調査などでも、「自分の目標や関心」を尊重され、家庭で日常的に肯定的な対話がある子どもほど、学習に対する自己効力感(自分ならできるという感覚)が高いことが示されています。
テストの点数という「結果」だけを見て焦るのではなく、「今やっている国語の文章題は、将来弁護士として相手の主張を整理するときに役立つね」「理科の観察力は、将来動物の体調の変化に気づく力になるよ」と、日常の学びと将来の夢を優しく結びつけてあげる声かけが効果的です。
目標が高ければ高いほど、テストで思うような点数が取れなかったとき、お子様自身が自分の学力に自信を失い、深く悩んでしまいます。
そんなときこそ、お母様が「目標に向かって挑戦していること自体が素晴らしいよ」「一歩ずつ進めば大丈夫」と温かく包み込んであげる安心感が、お子様が再び前を向いて机に向かうための最大のエネルギーになります。
終わりに
子どもたちが抱く「将来の夢」は、日々の学習へのモチベーションを生み出す大切な原動力です。
今回ご紹介したように、大空を目指すグローバルな道、動物の命を守る道、社会の正義を支える法律の道など、それぞれの夢に近づくための学び舎は、広島県内および近隣エリアにしっかりと用意されています。
夢を叶えるためのルートは決して一つではありません。
もし途中で志望が変わったとしても、高い目標に向かってコツコツと積み重ねた基礎学力や論理的思考力は、お子様の一生を支える確かな財産になります。
お子様が自分の可能性を信じて、一歩一歩着実に進んでいけるよう、ご家庭で温かく見守りながら応援してあげてください。
「子どもの夢を応援したいけれど、今の学習習慣や学力で目指せるのか不安……」
「難関な目標に向けて、苦手科目のつまずきを克服して選択肢を広げてあげたい」
そのようにお悩みの際は、ご家庭だけで抱え込まず、ぜひ専門のサポートをご活用ください。
当塾のオンライン指導では、1対1、または1対2の個別指導を採用し、お子様の学習状況や目標に合わせて指導を行います。
オンラインでありながら、画面越しにお子様の些細な表情の変化や声のトーンまで丁寧に汲み取るため、分からない箇所をそのままにすることはありません。
通塾の手間や送迎の負担がないため、部活動や趣味の時間、日々の学校生活と両立しながら、無理のないペースで確かな学習習慣を身につけることができます。
私たち講師がしっかりと伴走し、お子様が自らの力で問題を解き明かす喜びを知るお手伝いをいたします。
まずはお子様の現在の学習状況や将来の目標について、お気軽に無料相談・体験授業でお聞かせください。

