塾の送迎時間が「年間150時間」のロスに?自宅学習のメリットと集中できない壁の越え方
2026/07/31
広島県内は車社会の地域も多く、「通わせたい塾が遠く、毎回車で送迎しなければならない」というご家庭が多くいらっしゃいます。
お仕事や毎日の家事で慌ただしい中、夕食の準備を急いで済ませ、夜遅くに塾へお迎えに行く毎日は、お母様にとって体力面でもスケジュール面でも大きなお負担となっているのではないでしょうか。
「移動時間がもったいない。この時間を自宅での勉強に当ててくれれば一番いいのに…」
「でも、家にいるとどうしてもスマホばかり見てしまい、自分からは机に向かわない。だから無理をしてでも塾に連れて行くしかない…」
お子様の将来を大切に想うからこそ、そんな強い葛藤やジレンマを抱えていらっしゃるかもしれません。
本記事では、送迎の負担とご自宅での学習の難しさに挟まれて悩むお母様へ向けて、文部科学省などの公的データを交えながら、お子様がご自宅でしっかりと学べる環境づくりのヒントをお伝えします。
目次
数値で見る「塾の送迎」が奪う時間。
年間150時間の現実
「他の家庭もやっていることだから、私が送迎を負担に思うのは甘えなのだろうか…」と、ご自身を責めてしまうことはありませんか?
しかし、少し冷静に数字を計算してみると、塾への送迎がいかにご家庭の貴重な時間を圧迫しているかが見えてきます。
例えば、片道30分の距離にある塾へ、週に3回通うとしましょう。
往復で1時間、1週間で3時間。それが1ヶ月で12時間となり、1年間(約50週)通い続けた場合、なんと「年間約150時間」もの時間を、ただ車に乗って移動するためだけに費やすことになります。
年間150時間といえば、1日2時間の勉強を75日間(約2ヶ月半)も続けられる計算です。
これほどの膨大な時間を移動に使っているのですから、お母様が「送迎の負担を減らしたい」「この時間を有効活用できたら」と感じるのは、甘えでも何でもなく、極めて合理的で自然なお気持ちなのです。
データが証明する「自宅での睡眠」が成績を上げる理由
さらに、移動時間が長いことは、学校や部活で疲れたお子様にとっても想像以上のエネルギーを消費します。
帰宅が夜遅くなれば、必然的に睡眠時間も削られてしまいます。
実は、学習において「睡眠」は驚くほど重要な要素です。
文部科学省の「全国学力・学習状況調査(令和5年度)」によると、「毎日、同じくらいの時刻に寝ている」「十分な睡眠時間を確保している」児童生徒ほど、各教科の平均正答率がはっきりと高いという明確なデータが出ています。
睡眠不足の状態では、塾でどれだけ良い授業を受けても脳に定着しません。送迎にかかる時間をまるごと「質の高い睡眠」や「ご家庭でのリラックスタイム」に充てることは、データから見ても、成績アップのための非常に有効な戦略と言えるのです。
「家では勉強しない…」
最近の子どもたちのスマホの誘惑データ
「移動時間をなくし、自宅で勉強するのが一番良いのは分かっている。でも、現実にはそれができないから困っているんです」というお声が聞こえてきそうです。
お母様が最も頭を抱えていらっしゃるのは、まさにこの部分ではないでしょうか。
「家だとスマホばかり見ている」「自分から机に向かわない」というお悩みは、どのご家庭でも共通しています。
内閣府の調査(令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査)によれば、中学生のインターネット利用時間は平均で「1日約4時間半」を超えており、その多くが動画視聴やゲームなどの娯楽です。
これほど魅力的なデジタル機器が手の届く場所にある「リラックス空間の自宅」において、たった一人で「勉強モード」に切り替え、ペースを維持することは至難の業です。
お子様が家で勉強に集中できないのは、決してお子様のやる気がないからでも、お母様の声かけが足りないからでもありません。
単に「誘惑が多すぎる」という環境の構造的な問題なのです。
必要なのは塾という「場所」ではなく
「学習のペースメーカー」
では、どうすれば良いのでしょうか。
ご自宅で学習が進まない最大の理由は、「学習のペースを作ってくれる存在」と「人の目」がないことです。
逆に言えば、この2つをご自宅の環境に取り入れることさえできれば、わざわざ遠くの塾へ時間をかけて通う必要はなくなります。
無理な送迎を続けるか、進まない自宅学習にイライラするかの二択ではなく、「ご家庭の時間を守りながら、外部の学習サポート(ペースメーカー)を上手に頼る」という第三の選択肢が、きっとお母様の肩の荷を下ろしてくれるはずです。
終わりに
塾が遠く、送迎の負担が大きいことは、ご家庭にとって本当に大変なことです。
だからといって「家では勉強しないから」と、お母様がご自身の体力やご家族の団らんの時間を削ってまで、無理に送迎を続ける必要はありません。
公的なデータが示す通り、十分な睡眠時間の確保は成績向上の大きなカギとなりますし、ご自宅での誘惑に負けてしまうのは現代の環境として自然なことです。
お母様が一人で抱え込んで悩む必要は全くありません。
大切なのは、ご家族が笑顔でゆとりを持って過ごせるペースを守ることです。
ご自宅という安心できる環境に、お子様を適切に導くサポートを取り入れることで、今の状況は必ず好転します。
「家では勉強できない、でも遠くの塾への送迎は負担が大きい…」
そんなご家庭の悩みを一挙に解決できるのが、オンラインを活用した学習サポートです。
私たちの1対1、または1対2のオンライン個別指導なら、ご自宅にいながら、プロの講師がしっかりとお子様の学習ペースを作ります。
画面越しであっても、私たち講師はお子様の些細な表情の変化や声のトーンをしっかりと汲み取り、どこでつまずいているかを見逃しません。
決まった時間に講師と繋がる「人の目」があることで、自然と「勉強モード」への切り替えができ、一人では打ち勝てなかったスマホの誘惑からも離れ、確実な学習習慣が身についていきます。
私たち講師がしっかりと伴走し、お子様が自らの力で問題を解き明かす喜びを知るお手伝いをいたします。
オンライン指導に関するご不安や、「うちの子でも画面越しで集中できる?」といった疑問がございましたら、ぜひお気軽に無料相談をご利用ください。保護者の方のお話をじっくりと伺い、お子様にぴったりの学習環境をご提案いたします。

