【大学選び】広島にも影響?「情報学部の波及」による大学の変化
2026/10/14
お子様が高校生になり、少しずつ大学受験を意識し始める時期。
毎朝早くからお弁当を作り、部活で疲れて帰ってくるお子様の体調を気遣いながら、進路の悩みにそっと耳を傾けていらっしゃるお母様、本当にお疲れ様です。
「できれば自宅から通える広島県内の大学に行ってほしいな」
「でも、昔からある大学の学部だけで、将来役に立つ学びができるのかしら」
と、大学のパンフレットを見ながら考え込んでしまうことはありませんか?
お母様が学生だった頃の「文系なら修道、女子大なら安田、理系なら広工大」というイメージのままお子様の進路相談に乗っていると、今のリアルな大学の姿と大きなズレが生じてしまうかもしれません。
実は今、広島県内の主要な国公立・私立大学では、社会の大きな変化に合わせて「情報やデジタルを学ぶ新しい学部・学科の設立」や「全学的な大規模改組(再編)」が次々と行われています。
今回は、直近で新設・改組された具体的な広島県内の大学事例と、その背景にある教育業界のトレンドをお伝えします。この最新事情を知っておくことで、お子様と一緒に大学のホームページを見る時間がより有意義になり、ご家庭での前向きな進路選びのヒントにしていただければ幸いです。
目次
「文系・理系」の壁がなくなる?
国が推し進めるデジタル人材育成
なぜ今、広島の大学で次々と新しい情報系の学部が生まれたり、大規模な改組が行われたりしているのでしょうか。
その背景には、文部科学省が強く推し進めている「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」という国の大方針があります。
これからの社会では、理系だけでなく文系の学生であっても、デジタルやデータを扱うスキルが必須になると予測されているからです。
この大きな波を受け、広島県内の大学でも「情報」や「デジタル」「新しい理系分野」を学べる環境のアップデートが相次いでいます。
「うちは文系だから関係ないわ」と思わず、まずは広島の大学がどのように進化しているのか、具体的な例を見てみましょう。
【具体的な進化】
広島県内の「情報・デジタル系」新設
安田女子大学の「理工学部」誕生(2025年):
これまで「理系に進みたいけれど、男子が多い工学部は少し不安…」と感じていた女子生徒にとって、女子大という安心できる環境で情報科学や建築、生物科学といった最先端の実学を学べる環境が整いました。企業が熱望する「理系女子(リケジョ)」の育成拠点として注目されています。
広島工業大学の「大規模改組と情報学部の進化」(2025年):
社会のニーズに合わせて学部学科を再編。情報通信技術で社会を支える「情報学部」では、アプリやWebシステムでDXの担い手となる「情報システム学科」や、データサイエンスをビジネスに応用する「情報マネジメント学科」など、今の時代に最も求められているITスキルをより専門的に学べる体制が整いました。
県立広島大学の「情報学科」新設(2026年):
国公立大学の分野でも大きな動きがあります。県立広島大学は、2026年4月に地域創生学部に新たな「情報学科」を設置しました。IoTやAI、データサイエンスを含む最新の情報学を学び、地域の課題を情報の力で解決できるデータサイエンティストやITエンジニアを育成する、非常に魅力的な国公立の選択肢が生まれました。
広島修道大学の「全学的なデータサイエンス教育」:
文系の伝統校である修道大でも、全学部の学生がデータサイエンスの基礎を学べるプログラムが導入されるなど、「文系だからITは学ばない」という常識が変わりつつあります。
入試への影響とご家庭での温かいサポート
このように魅力的に進化している地元大学ですが、受験においては少し注意が必要です。
新しい学部や、改組によって「情報」「AI」「データ」といった旬のキーワードが強調された学科は、受験生からの注目度が跳ね上がります。
その結果、推薦入試(総合型選抜や学校推薦型選抜)の段階から志願者が殺到し、「高倍率の激戦区」になりやすい傾向があるのです。
「新しくて面白そうだけど、倍率が高そうだからやめておこうか…」とお子様が弱気になってしまったときこそ、お母様の温かいサポートの出番です。
「昔と違って、広島でもこんなに新しい勉強ができるなんてすごいね!面白そうだから、どんな入試方式があるのか一緒に調べてみようか」と、お子様の興味を肯定し、背中を優しく押してあげてください。
「お母さんは、私の興味を否定せずに一緒に考えてくれている」
その安心感と、ご家庭のホッとできる雰囲気が、お子様が未知の分野に挑戦し、厳しい受験勉強を乗り越えるための何よりのエネルギー源となるのです。
終わりに
お母様が知っておきたい、広島県内の大学の「新設・改組」についてお伝えしました。
1)文部科学省の方針により、文理問わず「データサイエンス・IT」を学べる環境が求められている。
2)安田女子大の「理工学部」(2025年)や、広工大の「情報学部」改組(2025年)など、広島の私立大でITスキルの学びが進化している。
3)国公立でも、県立広島大学が2026年に「情報学科」を新設され、地元進学の魅力的な選択肢が増加している。
4)新設学部・学科は人気が高まりやすいため、お子様の興味を肯定し、早めに情報を集めることが大切。
お母様が学生だった頃とは、大学も大きく変わり、戸惑われることが多いかもしれません。
「どれが本当に子どものためになるのかしら」と悩まれるのは、お母様がそれだけお子様の未来を真剣に考え、大切に想っていらっしゃる証拠です。
どうかご自身だけで情報を抱え込まず、「今はこんな新しい勉強ができるみたいだよ」と、ご家庭の食卓で前向きな進路の話題として共有してみてください。
お母様の温かな笑顔と共感の言葉が、お子様にとって何よりの道しるべとなります。
新設学科や人気を集める改組学科に合格するためには、単にテストの点数を取るだけでなく、「なぜその分野で学びたいのか」という志望理由や、高校の評定平均のキープなど、お子様一人ひとりに合わせた戦略的な学習が必要になります。
「うちの子の興味に合った進路はどこ?」
「推薦に向けた日々の学習はどう進めればいい?」
といった具体的なお悩みは、ぜひ教育のプロにご相談ください。
私たちの1対1、または1対2のオンライン個別指導では、画面越しであっても、お子様の声のトーンやふとした瞬間の不安そうな表情の変化まで、きめ細かく把握することが可能です。
通学や送迎の時間を省き、リラックスしたご自宅の環境で、お子様一人ひとりの強みを最大限に活かした無駄のない学習計画と、ご家庭の状況に合わせた的確な受験スケジュールをご提案いたします。
私たち講師がしっかりと伴走し、お子様が自らの力で問題を解き明かす喜びを知るお手伝いをいたします。
お子様が自信を持って、明るい表情で前向きに壁を乗り越えていける日々を、一緒に作っていきましょう。
進路に関するご不安や、現在の学習状況についてのご相談は、いつでも無料で承っております。どうぞお気軽にお声がけください。

