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【次期学習指導要領】どうなる成績評価?改訂のポイントと今後の見通し

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【次期学習指導要領】どうなる成績評価?
改訂のポイントと今後の見通し

【次期学習指導要領】どうなる成績評価?改訂のポイントと今後の見通し

2026/09/28

小学校でのプログラミング教育や英語の教科化、高校での「情報Ⅰ」の必修化など、ここ数年で日本の教育は目まぐるしい変化を遂げてきました。

新しい学習内容に戸惑うお子様を励まし、少しでも良い学習環境を整えようと日々サポートされているお母様、本当にお疲れ様です。

部活動やお稽古ごとの送迎、毎日の食事作りと並行して、変化する教育情報にアンテナを張る毎日は、決して簡単なことではないと思います。

「今の制度にやっと慣れてきたところなのに、また数年後に教育が変わるの?」と、ニュースを見てため息をつきたくなる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現在、文部科学省と中央教育審議会では、すでに「次回の学習指導要領の改訂」に向けた本格的な話し合いが始まっています。

次回の改訂は、忙しすぎる現在の子どもたちに「余白(ゆとり)」を生み出すポジティブな目的がある一方で、学びの質が変わることで「これまでとは違う新しい課題(壁)」がお子様たちの前に立ちはだかることも予測されています。

今回は、次回の学習指導要領が「いつから」「どのように」変わるのか、そして新制度のもとでお子様たちが抱えやすい悩みとその対策について分かりやすくまとめました。

なお、今回お伝えする内容は、現在、国(中央教育審議会等)で進められている話し合いの最新情報に基づいています。

まだすべてが確定した情報ではない点をご了承いただき、少し先の未来を見据え、お子様の進路に対する漠然とした不安を前向きな希望へと変えるヒントとしてお役立てください。

目次

    いつから変わるの?
    小・中・高の改訂スケジュール早見表

    学習指導要領は、社会の変化に合わせておおむね「10年に1度」のペースで全面的な改訂が行われています。

    現在の指導要領は、小学校が2020年度、中学校が2021年度、高校が2022年度からスタートしました。

    このサイクルと現在の議論の進捗を踏まえると、次回の改訂は2026年度末に国からの正式な「告示」が行われ、その後、数年間の準備期間を経て、以下のようなスケジュールで全面的に実施される見通しです。

    小学校:2030年度(令和12年度)〜
    中学校:2031年度(令和13年度)〜
    高校 :2032年度(令和14年度)入学生から年次進行〜

    現在小学生や中学生のお子様が、上の学校へ進学するタイミングで新しいカリキュラムに出会うことになります。

    学校側も上記全面実施の前に「移行期間」という準備期間を設けるため、ある日突然すべてが変わるわけではありません。

    「学習内容のスリム化」と「余白」の創出

    では、次回は何が新しくなるのでしょうか。

    お母様方にとってこれまでとの最大の違いと言える方向性が、「学習内容の精選(スリム化)」と「余白の創出」です。

    過去の改訂では、英語やプログラミングなどが次々と「足し算」されてきました。

    文部科学省の調査でも、現在の子どもたちは学ぶことが多すぎで、毎日膨大な課題に追われて疲弊していることが浮き彫りになっています。

    そこで次回は、「あれもこれも」と知識を詰め込むのではなく、本当に必要な内容に絞り込みます。

    小・中学校では、学校の判断で授業時間を削減し、その分を個別サポートや先生の授業準備にあてる「調整授業時数制度」の導入が検討されるなど、

    子どもたちの心と体に「ゆとり」を取り戻すための具体的な制度づくりが動き出しています。

    子どもたちが直面する「新しい3つの課題(壁)」

    しかし、時間的なゆとりができる一方で、学びの質が大きく変わることにより、お子様たちが新たな悩みに直面する可能性も指摘されています。

    大きく分けて、以下の3つの壁が予想されます。

    ①「正解のない問い」に向き合う壁
    授業内容がスリム化され「余白」ができる分、自ら課題を見つけて深く考える「探究学習」の時間がこれまで以上に増えます。「このテーマについて、あなたはどう思う?」と問われることが増えるため、先生が黒板に書いた正解をノートに写すだけの受け身の学習に慣れているお子様は、「何をどう考えればいいのか分からない」と立ち止まってしまうことが増えるかもしれません。

    ②「やる気アピール」が通用しなくなる評価の壁
    現在の通知表では、「授業中にたくさん手を挙げる」「ノートを綺麗に書いて提出する」といった態度が評価されやすい傾向にあります。しかし次回の改訂では、こうした「見え透いたやる気のアピール」を無理に成績(評定)に直結させる仕組みが見直される方向です。 不登校のお子様や静かに学びたいお子様にとっては朗報ですが、一方で「テストの点数は少し低くても、真面目な態度で成績をカバーしていた」というお子様にとっては、文章をまとめる力や、根拠を持って自分の意見を表現する「本当の思考力・表現力」がこれまで以上にシビアに問われることになります。

    ③AI・デジタル技術の高度化についていく壁
    中学校では現在の「技術・家庭科」が再編され、新たに「情報・技術科」が誕生する見込みです。単なるパソコン操作ではなく、データ分析や生成AIの仕組みなど、非常に高度な内容が要求されます。デジタル機器に苦手意識のあるお子様にとっては、この急激な専門化が学習意欲を低下させる壁になる懸念があります。

    今回は教育制度全体の仕組みや課題についてお伝えしましたが、「それでは具体的に、英語や算数などの授業はどう変わるの?」と気になられるお母様もいらっしゃると思います。各教科の細かな変更点やその対策については、後日改めて教科別のコラムでお届けする予定ですので、そちらもぜひ楽しみになさってくださいね。

    お母様にできる最高のサポートは「温かい対話」

    新しい課題に対して、「家庭でどうやって表現力やAIについてフォローすればいいの?」とご負担に感じる必要はありません。ご家庭で専門的な知識や難しい操作を直接教え込む必要はありません。

    探究心や表現力の土台となるのは、日々の何気ないコミュニケーションです。

    「今日のニュースを見て、あなたはどう感じた?」
    「どうしてそう思ったの?」

    と、お子様が感じたことや考えたことに優しく耳を傾け、否定せずに受け止めてあげてください。

    ご家庭が「自分の意見を安心して言える温かい場所」であることが、新しい教育の壁を乗り越えるための何よりのサポートになります。

    終わりに

    次期学習指導要領の改訂について、スケジュールと子どもたちが抱えるであろう課題をお伝えしました。

    スケジュール:
    小学校は2030年度、中学校は2031年度、高校は2032年度ごろから順次スタート予定。

    内容のスリム化:
    これまでの詰め込みから脱却し、子どもたちに「余白(ゆとり)」を作る方針。

    新たな課題:
    受け身の暗記ではなく、「自ら問いを立てる力」や「意見を表現する力」が求められ、評価基準も変化する。

    今後の予定:
    各教科(英語、算数・数学など)に特化した詳細なコラムも後日公開予定。

    家庭の役割:
    ご家庭で難しいことを教えるのではなく、安心できる対話を通じて「考える土台」を育む。

    教育制度が変わると聞くと、どうしても身構えてしまうものです。

    しかし、次回の改訂は「子どもたちの負担を減らし、もっと自由に、自分らしく学べる環境を整える」という温かい目的も持っています。

    新しい学び方に戸惑うお子様の姿を見たときは、どうか焦らず、「大丈夫、少しずつ慣れていこうね」と温かい言葉をかけてあげてください。

    「自分の意見をまとめるのが苦手で、探究学習や記述問題で手が止まってしまう」
    「制度が変わっても揺るがない、自ら考える力を身につけてほしい」

    といった具体的な学習のお悩みをお持ちの際は、ぜひ教育のプロにご相談ください。

    私たちの1対1、または1対2のオンライン個別指導では、画面越しであっても、お子様の声のトーン、少し自信をなくした表情の変化まで、きめ細かく把握することが可能です。

    通学や送迎の時間を省き、リラックスしたご自宅の環境で、「なぜそうなると思う?」という丁寧な対話を重ねながら、お子様一人ひとりのペースに合わせて「思考力・表現力」をじっくりと育みます。

    私たち講師がしっかりと伴走し、お子様が自らの力で問題を解き明かす喜びを知るお手伝いをいたします。

     今後の教育制度の変化を見据えた学習計画や、現在のお悩みに関するご相談は、いつでも無料で承っております。どうぞお気軽にお声がけください。

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